ゆるミニマリストの私が捨てた4つのもの。心地いい暮らしを叶えました

ミニマリストが捨てたもの

引っ越し10回以上のゆるミニマリストの私は、そのたびに断捨離を繰り返してきました。

衣類や書籍類、趣味用品など、さまざまなものを定期的に売ったりリサイクルに出したり寄付したりしています。その中でも捨ててみて、生活や価値観が変わったものを4つ集めてみました。

ほとんどの人が持っているものですが、「私は捨てられない」と最初から決めつけずに読み進めていただけると嬉しいです。

ものを捨ててみると、見える世界があります。今よりも心地よい日々を過ごすためにものと向き合う時間」を作ってみてください。

Contents

テレビ

時期ははっきりと思い出せないのですが、2018年にはテレビを手放した記憶があります。当時はこんまりさんの本を読んで片付けにハマっていたので、断捨離に燃えていました。失恋をしたあとだった気もします。

今の状況を本気で変えたいと思うときは、自分と向き合うチャンスです。「本当に必要なのか?」「私はこれを持っていて幸せなのか?」という問いを持っていくと、テレビのような大きなものもためらわずに捨てられるものです。

ずっと昔からテレビっ子で、朝起きたらすぐに電源をつけないと気が済まないタイプでした。ですが、もうまったく困りません。それどころかテレビは、「捨ててよかったNo. 1」に君臨しています。

ニュースはネガティブな事柄を扱い、私たちの心を不安にさせることがほとんどです。特に感情移入しやすい人は、朝からネガティブな情報を受け取ると、無意識のうちに気分が落ち込みやすくなります。

テレビがないおかげで、以前のように情報に振り回されず、心地いい状態を維持できるようになりました。好きなYouTubeを見たり、ノートを書いたりと、朝の時間をゆったりと過ごせるようになったのも嬉しい効果です。

アイロン

引っ越しをする際に、遠距離中のドイツ人パートナーにアイロンをあげました。これまで私は、「アイロンは当たり前のように必要なもの」と思っていましたが、なんだかんだ6ヶ月間もなしで生活できています。

スーツをよく着る人ならアイロンは必須ですよね。ただ、私はピラティストレーナーとライターなので、スーツを着る機会はほぼありません。シワにならないように心配な服はハンガーがけにして、ニットやTシャツなどはたたんでいます。くるくる巻くようにたたむと、跡はあまりつきません。

便利なアイテムがなくても、おばあちゃんの知恵のようなちょっとした工夫さえあれば、対処できることはたくさんあります。それなのに勝手な思い込みで「これがないと生きていけない!」と決めつけて、視野を狭くしていました。

捨てて生活をしてみて、私にとってアイロンは生活必需品ではないと気づきました。今のところは。アイロンがないほうが家事が楽になるので、むしろなくていいかなと思っています(笑)。

キッチンマット

キッチンマットも手放したものの一つです。18歳から一人暮らしを始めた頃から、キッチンマットを欠かさず使っていました。実家にあったから必要なものだと思い込んでたのでしょう。

以前、ドイツ人パートナーと二人暮らしをしていたのですが、キッチンマットはありませんでした。足元のふかふか感はないけれど、掃除のしやすさや洗濯をしなくていいことを考えると、キッチンマットがないほうが快適です。

私はマット類はあまり積極的に持ちたくありません。布製品を持てば持つほど、洗濯の手間が増えるからです。大きいものは丸洗いできないですし、洗えたとしてもどれくらいの頻度ですればいいのかもよくわかりません。

20代の頃はやたらとインテリアにこだわる節がありましたが、おしゃれをとるか、楽をとるかと言われたら、断然楽なほうがいいです。シンプルにまとまっていれば、部屋の居心地はよくなると思っています。

トースター

トースターは電子レンジとセットで「持つべきもの」と思っていましたが、2020年に引っ越しした同時に手放しました。パンを日常的に食べることがないので、特になくても問題ありません。

パンを毎日食べない限り、オーブン付きの電子レンジが一台あれば十分だと思います。少し時間はかかりますが、パンを香ばしく焼き上げるにはオーブンのほうが優秀です。

ただ、健康面でもコスト面でも、パンを毎日食べることはデメリットが多いと感じています。私はデパ地下のパン屋さんに通っていたことがありますが、いつも胃腸の調子が悪くムカムカする上、今よりも2倍以上の食費を使っていました。

3年くらい前から、フルーツを入れてオートミールを食べています。私の体には一番合っているようで、胃腸の調子もすこぶるいいです。いったんトースターがない生活をしてみると、パンがなくても生きていけると思うかもしれません。

さいごに:捨ててみると、新たな自分に出会える

登山やキャンプをするときに思うのが、私たちの生活にそんなに多くのものはいらない、ということです。必要最低限のものしかなくても、幸せは感じられます。

むしろものが多かった時代のほうがストレスが多く、朝からいつもイライラしていました。毎朝の準備はギリギリで、家を出る直前に鍵が見当たらず、猛ダッシュする毎日を送っていたほどです。

そんな私もゆるミニマリストになってからは、朝の時間の過ごし方ががらっと変わりました。ランニングをしたあと、朝食とコーヒーをゆっくり味わい、習慣にしているノートタイムも楽しんでいます。優雅でしょう(笑)。

でも、ズボラな性格は変わりません。それでも新たな自分に出会えたのは、ものが少なくなったから

ずっと持ち続けてきたものを捨てるのは勇気がいります。だけど、また必要になったら買えばいいと思うと、気が楽になるかもしれません。

金田ゆか(かねだゆか)
1986年生まれ、引っ越し10回以上、東京再移住。ゆるミニマリスト ライター・ピラティストレーナー。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマリ、シンプルライフを実践。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしを整える方法を発信中。
ミニマリストが捨てたもの

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


Contents