ゆるミニマリストの私が節約する・節約しないラテマネー。大切なことにお金を使うためには

節約しないラテマネーイメージ

カフェラテ代のように、日頃から使っている少額の支出「ラテマネー」。

節約に取り組んでいる人なら、ラテマネーの節約を考えたことは一度はあるはずです。

「ラテマネーは投資だから節約しない」という意見がありますが、私は節約するラテマネーと節約しないラテマネーがどちらも存在すると思っています。

ラテマネーを見直すと、本当は必要のない出費だったり、支出を減らすほうが幸せにつながったりと、思わぬ気づきや発見があるかもしれません。

今回は、ゆるミニマリストの私の節約する・節約しないラテマネーと、大切なことにお金を使うために意識していることをご紹介たいと思います。

幸せになれるお金の使い方も、参考にしていただけると嬉しいです。

Contents

ラテマネーの意味

ラテマネーとは、無意識に使ってしまいがちな小さな出費のことです。ラテやコーヒーに限らず、頻繁な外食やテイクアウト、動画配信サービスなども含まれます。

少額なだけに気にせず使ってしまいがちですが、これらを節約すれば大きなコスト削減につながることから、注目を浴びているようです。

たとえば、500円のラテを毎日買っているとすると、1週間で2,500円、1ヶ月で10,000円、年間で12万円のラテ代を支払っていることになります。

数字だけを見ると、ラテマネーはなんでもかんでも無駄だと決めつけてしまいがちですが、大切なのは自分にとって価値がある支出かどうかだと思うのです。

「ラテマネーは一切節約しない!」と0か100で行動するわけでもなく、自分のやりたいことを天秤にかけて、出費する回数を減らしたり、削ったりして微調整していくことが重要なのかなと感じています。

私が節約するラテマネー

家計管理に勤しむ、ゆるミニマリストの私が節約するラテマネーリストです。

  • 外で買うコーヒー
  • ちょっとした外食
  • サブスク
  • お酒

私はこれらを節約したことで、お金だけではなく、大切な時間を大切に使うことができて、日々の出費にも感謝できるようになりました。

外で買うコーヒー

現在は外でコーヒーをめったに買いません。買うときといえば、旅や趣味の登山をするとき、誰かとカフェに行くときくらいです。

アメリカに3年間住んでいた20代の頃、スタバを片手に歩いている人たちがかっこよくて、私もマネしてしょっちゅう買っていました。一度習慣になると、人はなかなか変えられないものです。

日本に帰国していた浪費家まっさかりの時代は、ほぼ毎日カフェのコーヒーを買っていました。当時は、「自分満たし代だから」「いい仕事をするためだから」とこつけて、浪費だとさえ気づいていなかったです。

別に毎日コーヒーを買わなくても、他の方法で自分を喜ばせたり、仕事に集中したりできるはずなのに、コーヒーを買わないと生きていけないくらいに思っていました。

ちょっとした外食

私が定義する「ちょっとした外食」とは、交際費ではなく、たとえば休憩時間のランチ代やお腹が空いて適当に入ったお店での外食代です。

節約を意識しはじめてからは、基本的にひとりで外食することがなくなりました。私自身、外食もひとり行動も好きですが、日常的にしなくても十分満たされています。

なぜかというと、ゆるミニマルな生活で自分の暮らしがどんどん心地よくなっていったからです。手の込んだ食事は作りませんが、自分の料理を食べる時間が愛おしくてたまりません。

サブスク

サブスクは毎月払うものなので、定期的に見直しています。以前はNetflixやAmazon Primeに入っていましたが、動画配信サービスはすべてやめました。

映画を観る時間よりも、本を読む時間を確保したり、ブログやnoteの記事を書いたりする時間を確保するほうが、私にとっては有意義だなと感じたからです。使わないサービスに少額でもお金を払うのは、私は納得できませんでした。

動画配信サービスをやめて半月以上経ちましたが、特に不便を感じません。ただ、これはあくまで私の場合の話で、「映画を観るのが生きがい!」という人なら、節約しないほうがいいラテマネーです。

お酒

家でひとりで飲むお酒を買うことや、頻繁に飲みの場に行くことをやめました。節約しているからといって、ビールやワインが大好きなので、完全にやめるつもりはありません(きっぱり断言)。

ただ、ひとりで飲むお酒よりも、大切な人と飲むお酒のほうが美味しいとわかってからは、無駄なラテマネーだと感じていたのです。ストレス解消するためにお酒を飲んでいたこともありますが、ついでにおつまみを食べすぎたりして、ちょっと後悔することもありました。

飲みの場も同じです。私は誰かと飲みに行くと、調子に乗ってしまうクセがあり、次の日に頭痛や胃がむかむかすることが多々ありました。

今でも遠距離のドイツ人パートナーと会うときは飲みますが、その他の飲みの場は、月1回あるかないかです。交際費の負担も減り、健康に過ごせてよかったと思っています。

私が節約しないラテマネー

個人的に節約しないラテマネーは、こんな感じです。。

  • 家で飲むコーヒー
  • 旅先での外食
  • 大切な人に贈るギフト

節約しないラテマネーといえど、自分なりのルールを持ち、大切なのものにお金を使う工夫をしています。

家で飲むコーヒー

外でコーヒーを飲まなくなった代わりに、家で飲むコーヒーは節約せず、美味しくて好きなものを選んでいます。お世話になっているのは、カルディコーヒーです。元々はスーパーで市販されているコーヒーを飲んでいましたが、なかなか美味しいと思える味には出会えませんでした。

私にとっては、コーヒーは幸せの源。節約だけを追い求めて、美味しくないものを毎日飲むのは、幸せ度を下げることに直結します。そこで、ドイツ人パートナーと二人暮らし時代によく飲んでいた、カルディのコーヒーをまた買うようになりました。

スーパーの豆よりは数百円高いですし、値段が高騰していますが、それでもカルディのコーヒー豆は続けやすい価格設定だからです。毎日飲むたびに「幸せ〜」と声をうなるほど癒されています。私にとって家で飲むコーヒーは、心を豊かにする大切なラテマネーです。

旅先での外食

普段の生活では、外食を極力しない私ですが、旅先の外食はしっかりと楽しみたい派です。カフェやパン屋さんを訪れたり、ローカルなお店でディナーを楽しんだりします。

ただし旅先であっても、ある程度の予算を決めた上で、最大限に楽しむようにしています。知らない土地では、たがが外れて際限なしにお金を使ってしまうからです。

旅先でカフェに入って、ケーキをすすめられたとしても、「本当に食べたいのか?」と自分の心に聴きます。本当に食べたいときは、即断即決できるものです。迷っているときは、いらないという証拠と思って、コーヒーだけを注文しています。

大切な人に贈るギフト

浪費家時代のように飲みの場にお金をかけなくなった分、パートナーや家族、大切な人達への小さなギフトを気持ちよく支払えるようになりました。高級なものは買えないですが、ちょっとしたものでも目の前の人が喜んでくれる姿を見ると、ギフトをもらったとき以上に嬉しくなるものです。

最近は生活費の予算を組むと同時に、プレゼント代の予算も立てています。ここで意識しているのは、自分を犠牲にせず、無理している感がない金額設定です。交際費のお金をかけすぎて、自分がやりたいことに予算を回せなくなると、しんどくなってしまいます。

そもそも、もらう側も小さなギフトのほうが、受け取りやすいと思うのです。日本はお返しの文化が根付いているので、コーヒーやスイーツのように、相手に気を遣わせない程度のものを選ぶようにしています。

さいごに:ラテマネーの節約に正解はない

ゆるミニマリストの私が節約する・節約しないラテマネーについて語ってみましたが、結局のところ、そどうするかは自分次第です。

有名な著者が「ラテマネーは節約しろ!」と断言したとしても、それがすべての人にとっての正解ではありません。

だけど、ラテマネーについて「自分はどうしたいのかな?」と考えることは、大切なことにお金を使うためには必要だと思うのです。

そのときどきで価値観は変わるので、私の節約する・節約しないラテマネーも変わる可能性はあります。

日頃から自分の気持ちをキャッチして、軸をしっかり見つけていけば、お金の使い方もどんどん上手になるのではないでしょうか。

金田ゆか(かねだゆか)
1986年生まれ、引っ越し10回以上、東京再移住。ゆるミニマリスト ライター・ピラティストレーナー。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマリ、シンプルライフを実践。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしを整える方法を発信中。
節約しないラテマネーイメージ

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