買わない生活習慣を身につけて、暮らしを整えるためにできること

こんにちは!ピラティストレーナー・ライターの金田ゆかです。

買い物とダイエットは似ています。無意識に甘いものやジャンキーなものを食べる生活習慣ができていれば、ダイエットはなかなかうまくいきません。

それと同じように無計画に買い物をしたり、散財したりするのも、「つい買う習慣」ができてしまっているからです。

今では無駄なものをほとんど買わなくなったゆるミニマリストな私ですが、元々は服や本、食べ物などなんでも欲しいものを次々と買ってしまうクセがありました。

でも、叶えたい理想の暮らしを考えたときに「このままではあかん!」と思い立ち、買い物と徹底的に向き合いました。

今回は、買わない生活習慣を身につけるために日常から意識したいことをお話します。

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買いたい理由を考えてみる

「なぜそれを買いたいの?」と自分に問いかけてみると、ネガティブな理由が出てくる場合があります。たとえば、「恥ずかしいから」とか「安っぽく見られたくない」いった具合です。

何かを消費するとき、知らず知らずのうちに他人軸で動いている場合があります。SNSだったり広告だったり、世間の一般的な意見だったりに惑わされやすい世の中。「自分が欲しいもの」がわからなくなり、焦って買って後悔することだってあるでしょう。

もし買いたい理由を考えたときに、暮らしがもっと豊かになる、心が満たされてハッピーになるなど、ポジティブな気分になれるものなら、自分にとって本当に必要なものかもしれません。

叶えたいことを書き出す

誰にでも大なり小なり叶えたいことがあると思います。ヨーロッパ旅行に行きたいとか、素敵なお家に住みたいとか。でも頭で思い浮かべているだけでは、日常のあれこれでかき消されて普段の買い物で自分を満たそうとしてしまいます。

私もゆるミニマリストとはいえ、物欲が出ることはあるのですが、愛用しているノートに叶えたいことを書き出すだけで突発的な衝動を抑えられるようになりました。

「欲しいものを我慢する」よりも「夢の資金を貯めている」と思うようにするだけでも、「私の夢はこれだった!」と自分の軸がすっと内側に戻る感覚があります。買い物よりも自分が大切にしたいことがわかれば、買い物との付き合い方もうまくなるかもしれません。

買い物リストを作る

これは定番の方法ですが、なんだかんだ優秀です。私はスーパーに行く前に必ずレシピを検索して、必要な材料だけをメモしています。そうすると一瞬で買い物が終わり、スーパーをぐるぐる歩いて疲れ果てることがなくなりました。

一人暮らしなので余計なものを買わずに済む環境にいますが、夫婦や家族で暮らしていると、難しく感じることもあると思います。私もドイツ人パートナーと同棲をしていたときは、「彼の牛乳足りなくなるかな……」などと、勝手に先回りして買い溜めをしていました。

ただ、買い物リスト以外のものをなるべく買わないようにするだけでも、他のものに目移りしなくなり、無駄買いは確実に減ります。私はこの方法で、誘惑の多いKALDIでも目的のコーヒーだけを買うことができるようになりました。

何も買わない日を作る

ダイエットをしている人が甘いものを食べる回数を減らすように、買い物の回数を少なくすることがミニマルな暮らしに近づく一歩だと思っています。

一度お店に立ち寄ると、場の雰囲気に流され、予定していなかったものまで買ってしまいがちです。私の場合は食いしん坊なので、スーパーでそういうことがよくありました。

食べ物や飲み物、お菓子などは気軽に買いやすいものだからこそ、ちょこちょこ買いが発生しやすいです。でも「今日はスーパーに行かない」とあらかじめ決めておけば、すでにある食材だけで過ごせるようになります。

私は1日置きくらいに買わない(お金を使わない)日を設けてみることにしました。すると、計画的な買い物ができるようになって、自分のやりたいことに時間を割けるようになりました。

欲しいものは後回しにする

実店舗でもオンラインショップでもすぐに買わないようにしています。たとえば趣味の登山用品を買いに行くときは、まずはお店で実物を見て、いったん帰宅するといった感じです。

オンラインなら楽天市場で「買い物カゴに入れる」ボタンを押して、買わずにWebページを閉じます。こうすると不思議なことに、熱が下がっていつのまにか欲しくなくなったりします。数ヶ月後に買い物カゴを見て「こんなものを欲しがってたのか」と自分でも驚かされたこともありました。

絶対に必要なものではない限り、買うことを積極的に後回しにしてみると、心から欲しいものかどうかが見えてくるかもしれません。

さいごに:買わない生活習慣が自信を生み出す

人がものを買いすぎているとき、自分の内面のバランスがうまくとれなくて、心の絡まりを買い物でほどこうとしているからだと思います。

「買うことで満たされる」「ものがあると幸せ」

もしこんな価値観を持っているとしたら、いったんそこから離れて、買わない習慣を少しずつ定着させてみてください。

買わないことが増えると、一回一回の買い物が特別な時間になり、ものを迎え入れたあとも幸せな気持ちが続きます。私自身、消費を減らしてものや暮らしを大切にする生活にシフトすると、慌ただしく頑張っていたときよりも自信がつきました

買わない生活習慣を続けてみると、新たな自分を発見したり、喜びを見出せたりするかもしれません。

金田ゆか
1986年生まれ、AB型、東京再移住。ライター・ピラティストレーナー。旅するように暮らす複業フリーランス。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマり、人生観が変わる。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしと心と体を整える方法を発信中。

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