働きすぎて全身蕁麻疹に。フリーランスが心身を大切にするための3つのヒント

フリーランス 女性 30代

こんにちは!ピラティストレーナー・ライターの金田ゆかです。

働くことは美徳。 このような古い思考が、いまだに私たち日本人を苦しめ続けていると感じます。

周りも一生懸命働いているから、 私も怠けてはいけない。自分の体調が悪かろうが働かなければ周りに迷惑がかかる。

こうやって自分を追い詰めて心も体もボロボロにしてまで働く必要はあるのでしょうか。

私は心身の健康を無視して働きすぎて、全身にじんましんが出て今も通院しています。真面目な働き人間だった母も、双極性障害を患って約20年。

母と私自身の経験から言えることは、 働くことよりも健康が何より大事だということ。

ピラティストレーナーとして健康をサポートする私が、一人ブラック企業になりやすいフリーランスに向けて、 自分の心身を大切にする働き方をシェアしていきたいと思います。

Contents

規則正しさを意識する

フリーランスには規則がなく、働く時間も場所も選べるのが特権です。しかしその特権も、使い方を間違えると、「もっともっと働かなければ」と終わりのないマラソンのような状態になってしまいます。

クリエイティブな仕事であれば、完璧を求めて寝る間も惜しんで作業したり、接客業の場合もお客様の予定に合わせすぎて自分の休日を潰してしまうこともあるでしょう。

ここで提案したいのは、

  • 働く日
  • 休みの日
  • 仕事をする時間

を決めておき、スケジュールを規則的にしておくこと。

そうしないとオンとオフの境目がわからなくなり、頭の中が仕事のことだけで埋め尽くされます。

食事をする時間や家事をする時間も、ある程度決めておくほうが楽です。毎日頭の中で「次は何しよう?どうしよう?」とあれこれ考えるのは、相当なエネルギーを消耗します。

最初から成功することは少ないので、ふわっとした規則を作ったら、まずは実行してみて自分にしっくりくるまで柔軟に変えてみてください。

ノート時間を持つ

私は毎日ノートを持ち歩いています。ネガティブになったときやモヤモヤしたときに自分の感情や思考をつらつらと書き連ねるためのノートです。

他にも、夢を書くノートと、仕事や日常のアイディアを書いたり、家計簿などの記録をしたりするバレットジャーナル的なノートも使っています。

ノートを書く理由は、考えていることや感じていることを言語化し、自分自身と向き合うために行っています。

私の場合、ノートが書けない日が続くと、いらない思考で頭がいっぱいになり、変に焦って寝付けないことが多いです。さらに、目の前の日常に精一杯になり、肝心の「自分がどうしていきたいのか」、「幸せな人生を目指すには?」といったことが考えられなくなります。

パートナーや友人と遊ぶ時間も大切ですが、一人で自分と向き合う時間は、私の心の平穏を保ってくれる大切な時間です。

誰だって自分らしく幸せに健康に生きたいと思っているはず。

だからこそ仕事や働き方だけではなく、理想の暮らし、お金のことや将来設計を考える時間は必要不可欠だと思います。

健康第一主義で暮らす

仕事にしろ家事にしろ好きなことにしろ、健康があってこそできること。心と体の健康はすべてのベースです。

誰もが健康が大事だとわかっていながら、その他のことを優先させてしまいます。特に仕事を健康よりも優先させている人が多い印象。

私の母も、度がつくまじめ人間で、高熱が出ても職場に行くことが多々ありました。(コロナ禍になる前の話。)

さらに職場の人間関係のストレスがきっかけで、私が17歳の頃から、母は双極性障害を抱えています。今年はパーキンソン症候群となり、自宅で倒れて緊急入院しました。今は日常生活はなんとかこなせる程度で、外に出歩くことも難しい状況です。父親はいないため、犬とともに暮らしています。

私はそんな母を見てきて、健康に変わるものはないと確信しました。冒頭でもお伝えした通り、私自身、仕事を優先するあまり全身の蕁麻疹を発症し、3年近く治療を続けていますがいまだに治りません。

母と自分の教訓から、以前より仕事をセーブするようになりました。プロのピラティストレーナーとして、健康のためにご依頼を断ることも多いです。

仕事もお客様も好きですし、申し訳ない気持ちになります。でも健康をサービスにしているのだから、キャパ以上の仕事を入れないことがプロだと思うのです。自分が健康でないと成り立たない仕事だからこそ、自分に無理をさせない働き方にシフトしています。

しっかりと決意すれば、働き方は変わる

正直、働きすぎは何もいいことがありません。ただ疲れる程度ならいいですが、心身の病気のリスクが高まります。そうなれば、働くことさえできなくなるのです。

「今の働き方がしんどい」「もう少し自分の時間を増やしたい」と思っているなら、行動よりも先に決意をしてみてください。

脳を刺激するためにも、「理想の働き方をする!」と紙に書くといいですね。

どんな夢も決めることから始まります♪

金田ゆか
1986年生まれ、AB型、東京再移住。ライター・ピラティストレーナー。旅するように暮らす複業フリーランス。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマり、人生観が変わる。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしと心と体を整える方法を発信中。
フリーランス 女性 30代

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Contents