朝スマホを見ないって決めたら、毎日が幸せになった私の5つのルール。

今月から、朝の時間にスマホを見ない習慣をはじめました。

夜のスマホを控えましょう!みたいな風潮があるけれど、実は朝のスマホのほうが厄介かもしれません。朝は脳がもっとも生産的に動き、頭が一番スッキリしている時間。

私は自分と向き合う時間を大切にするようになり、「幸せ〜」とつぶやくほど、気持ちの面でもいい変化がありました。そんな私が決めた、朝にスマホを見ないための5つのルールと体験談についてお話しします。

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朝にスマホを見ないと決めた理由

スマホとの関係を本気で見直そうと思ったのは、英語のポッドキャストや最近読んだいくつかの本がきっかけでした。スマホを見なくなったら、「時間ができた」とか「幸せになった」とか、「やりたいことができるようになった」などなど、こんな体験談を目にしたら急に実験したくなったのです。

私は早起きをして出勤の3時間前以上に起きても、やりたいことができず、いつも気持ちが焦っていました。ただ単に時間管理が下手なんだと思っていましたが、スマホに時間を使い過ぎていただけでした。朝を特に大事にしたい私にとって、スマホに気を取られるのは、時間とエネルギーの無駄遣い。

そんなこんなで、もっと日常で幸せを感じるために、スマホをできるだけ見ない!と決めました。一切見ないわけではないですが、起きてから数時間はほとんど触れないようにしています。

朝、スマホを見ないための5つのルール

私は意志が強くないと自負しています。だからこそ、朝起きてすぐにスマホにスルスルっと手がのびないように、5つのルールを決めました。

朝イチで電源を落とす

目覚まし時計を持っていないので、アラームはスマホの機能を使っています。ベッドから少し離れた机にスマホを置いて寝るのですが、アラームを止めるためにスマホを一瞬触ったら、すぐに電源をオフにします。

電源を切らない限り、すぐに音楽を聴いたり、LINEをチェックしたりして、魔がさしてしまう自分の特性をわかっているからです。高度なフェイスID機能のせいで、寝ぼけた顔をしていても、いつでも瞬時にスマホを開けてしまう時代。

無意識のうちに見てしまわないように、電源を切るのが一番早いです。ちなみに、朝以外でも、スマホを使ったら電源をオフにする習慣がだんだん身についてきました。

引き出しにしまう

私がひそかに憧れを抱いているミニマリストのかぜのたみさんが、引き出しの中にスマホをしまっている話をしていたのをふと思い出し、私もやってみました。

電源をオフしたら、さっとデスクの中にしまう。すごくシンプルなことなのに、ただ視界から消すだけでスマホの存在を忘れられました。こんなに効果絶大とは!

常にしまっているわけではないですが、朝の時間や仕事をしているとき、何かに集中したいときは、引き出しに眠ってもらっています。人間はもとより機械だって限界がある。お互いにとって、休息は必要なこと思っています。

書いて自分と向き合う

私はモーニングジャーナリングを習慣にしています。お気に入りのノートに、自分の考えていることを思いつくままに書くだけなのですが、これは自分と向き合うための大切な大切な時間です。

起きてすぐにスマホを開き、SNSをチェックすると、それは誰かの世界を覗いていることなります。最近のSNSは発信ツールとして使われることが多いので、自己主張が激しめの投稿を目にするのは必至。見る側は、そういった強い主張に心を奪われやすくなっているぁと感じています。

私は少し前まで、他人の考えや意見に引っ張られ、自分が行きたい方向がわからなくなったり、やりたいことが見つかっても自信が持てなかったり、心がブレブレでした。でも、スマホやSNSを極力見ないで、ひたすら自分と向き合うことで、芯のある心が育ってきた実感があります。

スマホを持たずに歩く

モーニングジャーナリングで自分の心と向き合ったあとは、体を動かす時間です。最近は毎朝、ウォーキングとランニングを交互に繰り返しています。

元々は、英語のポッドキャストやYouTubeをラジオ感覚で聴きながら走っていたのですが、スマホもイヤホンも置いたまま、手ぶらで外に出ています。音がないと走れないと思い込んでいたけれど、まったくそんなことはなく、むしろ快適で体がサクサクと動く感じがたまりません。

何も聴かないで走ると、自分で考える余裕が生まれます。草木を眺めながら、鳥の歌声に耳を済ませることだってできます。目の前を慈しむことだって。

ランニングの記録アプリも削除しました。自分が走った総距離を見たり、最高スピードが出たときは嬉しくなりましたが、調子が悪いときはテンションが下がることに気づいたのです。その日の調子に合わせて走ることができて、さらに楽しくなりました。

自分を整えてからLINEを見る

私は今、ドイツ人パートナーと遠距離恋愛をしているので、おはようLINEを送るのが習慣です。スマホを見ないといっても、大切な人とのやりとりは丁寧にしたいと思っています。

ただ、メッセージに気を取られ、自分のことを後回しにすると、朝の貴重な時間があっという間に過ぎ去ってしまいます。その結果、ひとりでカリカリして、相手に当たってしまうことも少なくありません。

まずは自分を整えることが先決。自分が心穏やかになったら、人にも思いやりの心を持てるようになるからです。私の場合、起きてから90分はモーニングジャーナリングやランニングに充てているので、朝の習慣が終わったあとにLINEを送っています。

さいごに:朝のスマホ時間が減り、幸せ度は上昇中

朝、スマホをできるだけ見ない。たったこれだけで、幸せをこんなにも感じられるなんて、目から鱗でした。

時間をセーブできるのは、実験する前から想像できていたことですが、心の落ち着きを取り戻し、やりたいことに対する情熱や未来へのワクワク感がふつふつと湧き出てきたことが嬉しかったです。

それはきっと、スマホの中よりも、自分に目を向けているからだと思います。ラジオのノイズがなくなるように、心と頭の中が静まりかえった感覚があります。

すると、、家で炊き立てのお米を食べたり、早咲きのさくらを見つけたり、そんな何気ない日常のひとコマに感動するようになりました。今も幸せをキャッチする感度がどんどん上昇しています。

金田ゆか(かねだゆか)
1986年生まれ。引っ越し10回以上。旅するように暮らす、ゆるミニマリスト。ライター・ピラティストレーナー。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマリ、山旅を楽しみながら、シンプルライフを実践。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしを整える方法を発信中。

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