飲み物を極力買わない。無駄買いを防ぐ私の5つのルール

飲み物は少額だからといって何も考えずに買いがちなものですが、年間で考えると、わりと大きな出費になります。

しかし、自分次第でいくらでもコントロールできる出費なので、家計を見直したい時期は、真っ先に取りかかりたいところです。

私はゆるミニマリストで必要なものしか買わないですが、毎日のようにカフェでコーヒーを買う浪費家だった時代があります。しかし、あることがきっかけで支出をとことん見直すようになり、毎回納得した買い物ができるようになりました。

そこで役立ったのが、無駄に飲み物を買わないための5つのルールです。

参考になる部分があれば、ぜひ明日から意識してみてください。

Contents

コーヒーは家で飲む

私は大のコーヒー好きですが、カフェやコンビニでコーヒーを買わず、基本的に家で飲むようにしています。

コンビニなら120円ほどでチェーン店なら300円くらいの金額ですが、家で作れば美味しいコーヒーが1杯50円以下で飲めると思うと、結構損をしているなと思うのです。

しかし以前は、出勤するたびにカプチーノやカフェラテを買っていました。なぜかというと、単純にコーヒーの香りと味が好きなのと、仕事前に飲むと気持ちが落ち着く感じがするという理由からです。それが当たり前になると、コーヒーがないと仕事ができないみたいな状況になり、買う習慣から抜け出せませんでした。

そんな私もすっかり変わり、今は外で買わない代わりに「家ではお気に入りのコーヒーを何杯でも飲んでいい」ことにしています。イタリアのエスプレッソメーカー「ビアレッティ」で、KALDIで買ったコーヒーや誰かからもらった上質なコーヒーを味わう瞬間は幸せの極みです。

水は浄水ボトルを使う

ペットボトルの水は自販機でもコンビニでもどこでも手に入るからこそ、惰性で買ってしまいやすい飲み物です。

1本100円とすると、毎日飲んでいれば月額3,000円かかります。「それくらいなら許容範囲」と思われるかもしれませんが、年間にすると36,000円。結構大きな額だと思いませんか?

私はドイツの浄水器メーカーである「ブリタ」のボトルを持ち歩き、ペットボトルを買うことはめったになくなりました。ブリタの浄水ボトルは、独自のカートリッジを差し込むことで、いつでも綺麗なお水が飲めるようになっている逸品です。カートリッジの交換代はかかるものの、年間30,000円の節約になります。

今では浄水ボトルがスマホのような必需品になっているので、忘れることはほぼありません。最近、新しいボトルを追加購入したのですが、デザインとカラーがすごく気に入っています。

ジュース・お茶は買わない

家でも外出先でも、私は水とコーヒー以外の飲み物は口にしません。すごく好きなわけでもないのに、消費するのはもったいないと感じます。

ただ、猛暑が続いた今年はジュースを欲するときがありました。ジュースは水よりもするすると飲めて美味しいですが、これも習慣になると買いグセがつくと思って、買うのをやめて今に至ります。

では、どうやったら買うのをやめられるかというと、お店に立ち寄らないことです。シンプル(笑)。自動販売機も電柱と同じ扱いにして、さっさと通り過ぎましょう!

水だけで生活するようになると、シンプルな美味しさに気づけるような気がしています。私は砂糖いっぱいのドリンクを飲めなくなりました。その分、旅先では地元の果実を使ったジュースを飲んだりして、非日常も楽しむようにしています。

お酒は特別なときだけ買う

ビールやワインが好きな私ですが、家計の見直しに本腰を入れてからは、お酒をほとんど買わなくなりました。支出が減るのはもちろん、お酒に合うおつまみやお菓子、甘いものを買わずに済みます。

完全に飲まないと決めると、余計に飲みたくなる衝動にかられるので、旅先でご当地クラフトビールを買ったり、趣味の登山をしたあとはご褒美ビールを与えたりしています。

そうやって月に数回の楽しみにしておくと、たまに飲むお酒が美味しいこと!

普段は飲まないからこそ、こだわりのお酒を堂々と味わえます。ただし再現なく飲むと、予算オーバーになってしまいます。私はご褒美であっても、缶ビールなら1〜2本までと決めています。

期間限定ドリンクは見て楽しむ

「期間限定」は最強に買いたくなるワードですが、マーケティング戦略に躍らされないように気をつけています。

私にとって、秋や冬に登場する期間限定のコーヒー系ドリンクは魅惑的です。でもいざ飲んでみると、思ったほどではなかったりして「いつものカプチーノにすればよかった」と後悔することもありました。

これは期間限定というだけで、期待値が高くなるからだと思います。値段もそれなりにするので、自分の好みの味ではなかったときは、妙にがっかりしました。

だから私は、カフェでは毎回カプチーノ、なければカフェラテを注文しています。そうすると、どのお店に入っても外れることがなく、満足感が増しました。普段は同じものを飲み、旅先では思いっきり冒険するスタイルをとっています。

さいごに:飲み物を買わないだけで、節約がちょこっとはかどる

たかが飲み物代、されど飲み物代。

これは、家計を見直しはじめて痛いほど感じた苦い経験です。

当時は、毎日のように美味しい飲み物を飲める自分に酔っていたのかもしれません。SNSの影響もあったと思います。

でも、日常で飲み物を買わなくなってからは、たまにお店でコーヒーを飲むと、顔がにやけるほど幸せを感じられるようになりました。外で飲み物を買わない分、家で美味しいコーヒーをたくさん飲めるのも満足感につながっています。

飲み物を買わない習慣のおかげで、無理している感覚はないのに節約がちょっとずつ捗るようになりました。小さな出費を減らすことは、意外な波及効果があると感じています。

とはいえ、楽しくないと続かないので、できることから一歩一歩節約しましょう!

金田ゆか
1986年生まれ、AB型、東京再移住。ライター・ピラティストレーナー。旅するように暮らす複業フリーランス。ドイツ人パートナーの影響で登山にハマり、人生観が変わる。「心地よく、自分らしく過ごす」をテーマに、日々の暮らしと心と体を整える方法を発信中。

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